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免許試験場に携帯電波遮断装置…カンニング対策
警視庁は2日、府中、鮫洲、江東の各運転免許試験場で、10月から携帯電話の電波遮断装置を導入すると発表した。
昨年6月、携帯電話と小型イヤホンを使ってカンニングしていた中国人グループが道路交通法違反などの容疑で逮捕された事件を受けた取り組みで、全国の警察本部で初めて。
発表によると、装置は3試験場計8教室の壁や天井に設置。30~50分の学科試験時間中、妨害電波を発生させ、携帯電話の端末と基地局の通信を遮る。窓ガラスにも電波を遮断する特殊フィルムを貼り付ける。
コンサート会場や劇場、振り込め詐欺対策でATMコーナーにも使われている装置。同庁は民間会社から月50万円で借り受ける。
(2013年9月3日09時03分 読売新聞)